今回は、親族だけの結婚式で行った20名規模の小規模な食事会スタイルの披露宴について、私達が悩んだポイント(演出・席次)についてどう考え、結局どのようにしたのかをまとめました。
結婚式を「親族だけ」で行った経緯
私達が遠距離恋愛の末、結婚式をあげるに至って色々考えた結果、「親族だけ」で結婚式をあげようという結論になりました。その経緯はこちらの記事にまとめましたので気になる方はこちらからどうぞ。
私達の場合は、お互い遠距離恋愛の末の結婚でしたので、両家の実家が兵庫県・新潟県と離れておりました。両家が顔を合わせることも大変なので、結婚式当日が初の顔合わせとなりました。
そんな背景があったので、両家がそろうタイミングで挙式後に食事会をして、両家の親睦が深められたら良いなと考えておりました。ですので、食事会のテーマとしては、こんな風に考えていました。
アットホームな食事会
親族だけの食事会、悩んだポイント
親族だけの食事会ですが、これまで私自身参列したこともなかったので、具体的なイメージはもっていませんでした。
プランナーさんに相談をして、サンプル資料をみせていただきながら演出や雰囲気をイメージしながら検討を進めました。
そんな準備検討段階で私達が悩んだポイントを書いてみました。
20名ほどの「親族のみの食事会」の席次
20名ほどの「親族のみの食事会」の場合、席次のレイアウトは?
シンプルに悩みました。
40-50名ほどであれば、円卓や列式(長テーブル)などのオーソドックスな結婚披露宴でよくみるようなレイアウトを思い浮かべます。
プランナーさんと話して、私達が招く20名の場合で円卓式にするとこんな感じレイアウトを提案いただきました。
ちなみに列式(長テーブル)にするとこんな感じになるそうでした。
いずれもオーソドックスなタイプでしたが、ちょっとしっくり来ませんでした。せっかく20名と少人数なのでアットホームな雰囲気作りのため「テーブルを分けない」「みんなの顔が見える」ようなレイアウトにしたいと思いました。結果的に、長テーブルを使った「1本流し」形式のこのような感じになりました。
落ち着けるアットホームな演出
アットホームな雰囲気作りためにはどうすべきか
そんな視点で考えました。
義理の家族になる相手と初めて対面することになる両家、そして親族。
どんなに年を重ねても少し固くなってしまうよなぁと思います。だから、結婚式後に行う「披露宴」って雰囲気ではなく、「お盆や年末に親戚一同あつまってます」風な、気楽な空気になればなぁと思いました。
そんなアットホームでわいわいと会話が弾むような食事会にするために、プランナーさんと相談して決めた演出はこちらです。
【参加型】両親による「お手本バイト」
これは新郎の私側のリクエストでした。両親には事前に伝えず、サプライズの形式で行いました。
【参加型】花嫁から感謝の「サンクスバイト」
新婦側ご両親には、花嫁からサプライズでケーキを食べさせてあげる演出にしました。
私達はファーストバイトの演出に、先ほどの「お手本バイト」と「サンクスバイト」を組み合わせ、以下の流れで参加型のケーキバイトの演出を行いました。
①新郎両親によるお手本バイト
②新郎新婦によるファーストバイト
③新婦から新婦両親へサンクスバイト
【全出席者対象】新郎新婦とのテーブルラウンドフォト
私達の場合、列席していただいた親族にはおじいさんおばあさんも比較的多かったため、テーブルラウンドフォトで全員と写真を撮ることにしました。親族同士だと写真をパシャパシャと撮るために前に出ていくのもなかなか勇気のいるものです。テーブルラウンドフォトはこちらから周るので、ゲストにとって気遣いのある演出の1つなのでオススメです。
一般的な結婚式では、ケーキカットや歓談時に列席者が新郎新婦に歩み寄り、一緒に写真を撮る光景は見られます。私たちの場合は、列席者の方の中に足が不自由な方や高齢な親族もいらっしゃったので、列席者にきてもらうのではなく、新郎新婦が各グループにラウンドして写真を撮るようにしました。
また、テーブルラウンドフォトは各グループ順々に巡るので、その間ほかの列席者の方はゆっくりと食事をすることもできます。結婚式だとつい色々な演出を見に行って写真を撮ったり、スピーチに聴き入ったりと意外と忙しいものです。
少人数の食事会だと新郎新婦との距離も近い分、演出を無視して食事をするのもちょっと難しいですよね。テーブルラウンドフォトの場合は、列席者との濃い演出の時間とゆったりとした食事の時間も兼ねているので、列席者にとってちょうど良い演出になっていると思います。
【参加型】家族が語る新郎新婦の一面「テーブルスピーチ」
私達が設定した食事会のテーマである「両家の親睦が深まるアットホームな食事会」で、特に印象に残っている演出がこちらです。
普段は遠方にいる両家が、顔を合わしながら、新郎新婦について語り、お酒をたしなむという雰囲気は、まさに”ちょっとホテルで「親戚会」してます”という時間で和やかなひと時となりました。
親族からコメントをもらうことによって新郎新婦の意外な一面が見えてきたり、お互いの家族雰囲気が感じ取れるようでした。
よなよなスイートポテトを作る。
夜なポテ。#スイートポテト #親戚のおじさんからもらったさつまいも #茨城県産 #蜜イモ pic.twitter.com/mLyz0g1pPz— シバヤ@ブロガーでデザイナーのパパリーマン (@shibayakikori) December 1, 2018
【オリジナリティ】感謝を添えた両親へのプレゼント
結婚式は、今まで立派に育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝える1つの機会でもあります。
普段は照れくさくて言えないことも多いですが、こういった場で素直な気持ちを伝えることは両親も嬉しいですし、自分自身も親孝行しているようで、すがすがしい気持ちになります。
私達は、食事会の最後に両親への感謝の気持ちを手紙を添えてプレゼントをしました。
贈答品や旅行券と行ったサービスなど、今はいろいろなモノをプレゼントとして贈るようになっているようですが、身近に使えてオリジナリティのある似顔絵入りグラスは私のオススメです。
いかがでしょうか。今回私達が挙げた親族だけの結婚式後の「20名規模の食事会」の演出について長々と書きました。実際の食事会当日の流れや様子はこちらの記事にまとめました。
20名規模の食事会を検討されている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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