こんにちは、洗濯係のキコリ(夫)(@shibayakikori)です。
先日妻が妊娠したのが分かり、産婦人科の先生からこんな助言をいただきました。
旦那さんも風しんの予防接種を受けた方が良いですね
と、私自身「風しんと妊婦さんの関係や影響」については無知でした。
ただ、生まれてくる子供に影響する話なので、私と同じような関心の薄い旦那さん向けに調べたことを書きました。
【感染症】風しんとは
国立感染症研究所によると、以下のように定義されているようです。
風疹（rubella）は、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患である。
引用：風疹とは｜国立感染症研究所
症状
風疹にかかると、「発熱」や「発疹」、「リンパ節の腫れ」など見られるようです。
多くの場合、発疹は淡紅色で、小さく、皮膚面よりやや隆起しており、全身に広がるにはさらに数日間を要することがある。通常色素沈着や落屑はみられないが、発疹が強度の場合にはこれらを伴うこともある。リンパ節は発疹の出現する数日前より腫れはじめ、3〜6週間位持続する。
引用：風疹とは｜国立感染症研究所
国立感染症研究所のホームページには腫れてしまった患部の写真がありました
感染ルート
風疹は「風しんウイルス」の病原体が体内に取り込まれることによって感染するそうです。東京都感染症情報センターによると、主に「飛沫感染」と「接触感染」が感染ルートのようです。
患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」が主たる感染経路ですが、その他に、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。周囲へ感染させる期間は、発しんの出現する前後の1週間程度と言われています。
引用元：風しん Rubella｜東京都感染症情報センター
対策
風しん予防には、ワクチンの接種が最も効果的です。そしてこのブログで、なんやかんやブログを書きましたが、私が伝えたいことは１つです。
『旦那も予防接種を受けようぜ』
妊婦さんの同居者も十分な対策を！
風しんは、妊婦さん本人だけが気を付けておけば良いという病気ではありません。特に一緒に生活を共にしている同居人、旦那さんは特にしっかり対策をする必要があります。日頃の対策もそうですが、妊娠前に旦那さんも予防接種を受けておくのがよいでしょう！
【影響】風しんになってしまうと…
妊婦さんへの影響
妊婦さんが風しんになってしまうと、お母さんの体を通じて胎児にも影響が出てしまいます。
先天性風しん症候群
妊婦が妊娠初期に感染すると胎児感染をおこし、赤ちゃんが白内障や難聴、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を発症する可能性が高くなります。
ワクチンの接種さえしておけば感染症は予防できるってことを覚えておこう！
近年では、また風しんが流行しているようで、ニュースになっているようです。
ほんま流行ってるからな、子供作ろうと思ったなら早めにワクチンを受けたほうがええな。
風しんの予防接種に行ってきた
私が住んでる自治体では「先天性風しん対策」として、無料の抗体検査と予防接種の費用の助成が受けられる事業がありました。
私の住んでる自治体の場合、予防接種の自己負担は約1割くらいまで助成してくれるそうでした！
自治体によって制度や内容は異なる可能性があるので、お住まいの自治体や医療機関をよくお調べになってください
産婦人科の先生から、妻の検診の際にこちらを進めていただきました。
抗体検査
まずは、自治体の事業の対象となっている最寄りの医療機関を探しました。
市役所の保健師さんから自治体の事業の対象になっている医療機関の一覧表をもらったので、徒歩で５分くらいのところにある病院で受けることにしました。
病院に連絡をしてみると、翌日(木曜日の午前)すぐに抗体検査ができるとのことだったので、会社に午前半休をいただいて早速受けることにしました。
風しんの抗体検査は採血のみで済みます。
上手な人なら痛くないで。なんなら私がやったろか？躊躇なくすぐおわんで？
※嫁は看護師
病院で注射してきましたが、あんまり痛くありませんでした(ホッ)
抗体検査後は、約1週間～10日後に検査結果が分かるようです。
私の場合は、また翌週に来て抗体検査結果の説明をしますとのことでした。
結果説明と予防接種
翌週、再度病院に行きました。
検査の結果、抗体数値は「16」とのこと。必要な数値は「32」とのことなので予防接種を打つことになりました！
いやー、なんとなく小さい頃に予防接種受けた気がするんだけど15年とか経つと抗体も少なくなるんですかねー
先生からは、風しんと麻疹の両方の予防接種を合わせてできるので、今のうちにやっておいた方が良いと言われましたので、同意書等を書いた上、予防接種することにしました。
医療機関によって、風しんのみの予防接種の場合と、風しん+麻疹の両方を予防接種できる場合があるようです。受信する前に調べておくと良さそうです。
先生から抗体検査の結果を教えてもらった後、風しん+麻疹の予防接種を打ってもらいました。
今回も注射はそんなに痛くなかった(ホッ)
予防接種をしたあとは、検査をした証であるこんなカードがもらえました。
裏面に風しん+麻疹を一緒に予防接種した記録(接触ワクチンのところにMRと記載)が書いてあります。
そうみたい、予防接種したよーって証明してくれるカードなんだね
予防接種後は、接種後の急変が起こっても対応できるように院内に30分程留まるように支持されました。
その間に会計を済ましておきました。会計は全部で10,000円近くでしたが、自治体の補助制度のおかげで約1割の1,010円でした。
ありがたい。普段はこういった自治体の助成を受ける機会があまりないだけに、すごくありがたみを感じる。
予防接種は妊活に入る前にしておくのがベストだけど、男性でこういうところまで気が回っている人がどの程度いるんだろうか…
大切な人と「子どもを作ろう」と思いたったなら、その勢いで予防接種のことまで調べてみると、ポイント高いですよ、未来のパパさんたち！
以上、風しんに対する予防接種にまつわるお話でした！
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20代SE。新潟-青森を経て都内在住。
引越３日前に１人の女性に惹かれ大阪-東京で遠距離恋愛。
出会って１年で結婚後、初めての共同生活。
姉さん女房と仲良く暮らしています。
ブログには結婚や引越などの体験談と共に日々の気づきを綴っています。
写真、動画編集が好きです。
