今回は、イタリアに新婚旅行で訪れた時にオプショナルツアーで観光したイタリア南部「ポンペイ遺跡」の見所を書きました!
タップできる目次
ポンペイ遺跡の位置関係
ポンペイ遺跡はイタリア南部に位置しています。周辺には青の洞窟で有名なカプリ島に続く港町「ナポリ」、ユネスコの世界遺産にも登録された美しい景観のアマルフィ海岸などがあります。人気の観光エリアということもあり、各社ツアーには「ナポリ・ポンペイ」を周遊するプランが豊富に用意されています。
ポンペイ遺跡とは
大噴火によって失われた高度な文明都市
ポンペイ遺跡は、紀元79年のヴェスヴィオ山の大噴火によって全て灰に覆われてしまった古代都市の遺跡です。その昔、多様な文化を取り込みながら文明を発展させており、当時は首都ローマに劣らない程繁栄していたと言われております。
1700年代に発掘され、壁画や当時の浴場などが発見されたことでその高度な文明の姿が見えてきました。その後、1997年に考古学遺産として貴重なものであることが認められユネスコの世界遺産に登録されました。
▼開館時間:08:30-19:30(11月-3月は17時閉館)
▼定休日 :なし
▼入場料金:11ユーロ(訪れた当時は1,300円くらい)
▼公式サイト:http://pompeiisites.org/en/
ポンペイ遺跡の公式サイトはこちら
ポンペイ遺跡の見所
ポンペイ遺跡は世界遺産に登録された歴史的に大変貴重な遺跡です。
とはいえ、新婚旅行で回る場所の歴史的な背景をすべて網羅して回るのは一苦労。
ということで、まずはポンペイ遺跡の素晴らしい景観を探してみるのがイイかもしれませんね。
Instagramで「#pompei」とハッシュタグ検索してみると上記のような素敵な写真を見ることができます。
Instagramで ハッシュタグ #pompei で検索。
今回利用したツアー
みゅうのバスツアー
私たちは、旅行代理店にてホテルや航空券、都市間の高速鉄道に加えて「オプショナルツアー」を手配しました。
ツアー全体の感想や流れは別途記事を書いたので、ご覧ください。
ポンペイ遺跡の入場料
個人手配でポンペイ遺跡を見学する場合、通常時の入場料は11ユーロ(当時のレートで約1,300円)でした。
今回私達は新婚旅行全体は個人手配で行いました。ただ、こちらのナポリ・ポンペイ遺跡の観光については、後でオプションツアーで観光することにしました。
個人手配なので、旅行日程を計画中全部を決めるのが大変だったので、「この日はバスツアーで巡っちゃおう!」と楽することにしたよ
ナポリ・ポンペイ遺跡をめぐるこのツアーの料金は一人当たり18,610円でした。
ツアーなのでローマからナポリへの移動手段や各種観光箇所の切符の購入など全てガイドさんが行ってくれるので、かなり楽でした。
個人手配だと入場料1,300円くらい
ツアーに組み込むと全部込みで18,000円くらい
観光にかかる所要時間
今回はガイドさんと共に要所をかいつまんで観光しました。
ポンペイ遺跡入り口に到着してから遺跡の中を抜け、秘儀荘を見学するルートでした。
ポンペイ遺跡公式サイトのガイドマップダウンロード先はこちらです。
ポンペイ遺跡公式サイトでは、ガイドブックを全編日本語で全148ページに渡る大ボリュームで公開してあります。
http://pompeiisites.org/wp-content/uploads/Pompeii_JA.pdf
出典:ポンペイ遺跡公式サイト
ポンペイ遺跡観光の流れ
それでは、実際にツアーでポンペイ遺跡を見て回った内容ご紹介します。
- 11:00ポンペイ遺跡到着入口でガイドさんと入場
- 11:10展示室遺跡から発掘された展示物を鑑賞
- 11:30フォロ広場に時代を感じる遺跡並びます
- 11:45アッボンダンツァ通り石畳や水道が今も残る大通り
- 12:10お風呂屋さんテルマエ・ロマエの世界観がそこに!
- 12:20娼館図解で示す工夫と歴史が垣間見える
- 12:40秘儀荘本日のおおとり秘儀荘の壁画
11:00 ポンペイ遺跡入場
ポンペイ遺跡に到着後、ガイドさんに連れられて遺跡入口チケットやガイドブックを受け取ります。
11:10 展示室
入口を進んですぐにポンペイ遺跡を発掘中に発見された品物が展示される”展示室”を見ました。室内には、ポンペイの当時の様子などが再現された映像などもあり、これから目にする遺跡群の当時の様子などを想起できるような感じでした。
11:30 フォロ(公共広場)
展示室を後にした一行は、アポロ神殿を横目にフォロと呼ばれる当時の公共広場を見て回りました。
この日は雲行きが怪しく雨が降ったり降らなかったりでした。幸い降った時でも小雨程度でしたので、観光には支障はありませんでした。
11:45 アッボンダンツァ通り
遺跡群を進んでいくと石畳が特徴的な大通りに出ます。東西に通る大通り沿いには、当時商店や旅人たちのお宿などが立ち並んだ繁華街だったそうです。
12:10 お風呂屋さん
ポンペイの街には公共浴場があったことが分かっています。「スタビアーネ浴場」は、ポンペイで最大の公共浴場の遺跡で、男湯や女湯、脱衣場が合ったことが調査の結果分かっているそうです。
12:20 娼館
いつの世も繁華街にある“夜のお店”は古代のポンペイにもあったみたいです。
ガイドさんいわく、海外から来た言葉が通じない旅人でも分かるよう、「絵」でそういったいかがわしいお店ですってことを伝える工夫がされているとのことでした。
12:40 秘儀荘
ポンペイの遺跡群から少し離れたところに“ディオニュソス秘儀の図”が描かれた秘儀荘があります。秘儀荘の壁画はポンペイエリア最大の見どころです。
そして壁画がこちらです。
壁画に書かれた図は、かつて信仰されていたディオニュソス信仰の入信の儀式の様子を描いてるそうです。
公には禁じられていた秘境だったそうですが、ポンペイの民には人気だそうで入信する人が絶えなかったそうです。
ポンペイ遺跡のお土産
秘儀荘を見終わり、ポンペイ遺跡の出口には、小さいですがお土産屋さんもありました。
海外旅行ではよく見られる手ごろなマグネットや壁画の写真集などが売られておりました。
ポンペイ遺跡まとめ
いかがでしたでしょうか。世界遺産のポンペイ遺跡をみゅうのバスツアーで回った時の様子でした。
振り返りとなりますが、ポンペイ遺跡の基本情報はこちらです。
▼開館時間:08:30-19:30(11月-3月は17時閉館)
▼定休日 :なし
▼入場料金:11ユーロ(訪れた当時は1,300円くらい)
▼公式サイト:http://pompeiisites.org/en/
また、観光に際して注意事項としては以下の通りです。
遺跡の中は建物がなく、日差しや雨をしのぐ場所が一切ありません!
・夏場は日傘や帽子
・雨の日対策には折り畳み傘や雨具
・長時間石畳など歩くので歩きやすい靴
以上、みゅうのバスツアーで訪れたポンペイ遺跡の見所のご紹介でした!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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