こんにちは、洗濯係のキコリ(@shibayakikori)です。
みなさん、ローマの「パンテオン」はご存知ですか?私は新婚旅行を前に、旅行雑誌でローマの観光地を調べはじめた頃に知りました。当時は詰め詰めの予定で時間も限りがありましたので、ローマで絶対見ておきたいと思っていた「コロッセオ」や「トレビの泉」を優先して計画していました。
パンテオンは当初タイミングがあれば見たいな~という感じでしたが、今思えば「パンテオン?外せないでしょ!」っていうくらい見ごたえがありましたので、ご紹介させていただきます。
タップできる目次
パンテオンはどこにあるの?
まずはパンテオンの場所について簡単に確認しておきましょう。私は地図を読むのが苦手だったので、現地では妻が地図担当で案内してくれました。ローマの街は広いので、ざっと大まかな場所だけでも押さえておくと、旅行計画時にも移動時間や手段が調べやすくなります。
パンテオンの場所
パンテオンは思った以上に街の中にありました。ローマのオシャレな街並みに目を奪われている最中にパンテオンに遭遇。私たちの場合は、スペイン広場とトレビの泉を回ってからパンテオンに向かいました。トレビの泉からは徒歩で10分くらいです。
パンテオンの見学所要時間
私達が訪れたのは寒さも厳しい2月。ローシーズンのためか混雑はありませんでした。入場するのに列に並ぶこともなくスーっと入っていけました。中に入ってからはゆっくり壁画や天井を鑑賞し、座って一休みしていましたが全体で30分程度あれば良いと思います。
パンテオンを見た私が伝えたい4つの感想
想像していた大きさを軽く超えてきた
ローマで街歩きをしていた際に、街中からふと巨大な建造物が出現したと思ったらそれがパンテオンでした。正直なところ、トレビの泉やコロッセオと違いノーマークだったのですが、目の前に立ってみてその大きさに驚きました。
タダで見れた(お得)
しかもこのパンテオン、なんと無料で見学が出来ちゃいます。入口近くに係員さんがいますが、特にチケット等は必要ありませんでした。犬を連れて入ろうとしていた方には「ワンちゃんはダメよ~」といった感じで注意されているようでした。
中に入ると”パンテオン”の魅力を味わえた
パンテオンの魅力は外観だけではありません。中に入ってみると天井がスゴイんです。円形の天井はかなりの高さがあり、非常に見ごたえがありました。見上げていくと天井に日の光が入る口があるのが分かります。ドーム状の構造のせいなのか、話し声も響きます。時折「静かに見学してね~」とアナウンスが入っていました。見学の際は大声を出したりするのは避けましょう。
パンテオンの内部は時間帯によりますが、証明設備等はないので少し薄暗かったように感じます。私達が訪れたのは15時くらいでしたが、太陽の光が差し込んで神秘的な様子でした。
学んだ歴史は吹き飛んだ
「ローマに行くぞ!」と決めた時、せっかく歴史的な世界遺産を見るのだから、その建造物などの歴史も知っていればより楽しめるのでは?と思い、少しばかり勉強しました。
が、付け焼刃の知識では無駄でした。
パンテオンという言葉には「万神殿(あらゆる神を祭った神殿)」という意味があります。(PANは「全ての」「全部の」、TEOSは「神」あるいは「神聖なもの」を意味するギリシャ語由来の接頭辞です。)
今日のイタリアは圧倒的なカトリック国家ですが、この建物はもともとローマの神を祭る神殿(tempio)だったのです。初代ローマ皇帝のアウグストゥスの側近であったアグリッパという人物が紀元前25年前に建設しました。
初代パンテオンは建設からおよそ100年後のD.C. 80年、火事によってその姿を消してしまいましたが、紀元後118年から10年の歳月をかけてハドリアヌス帝が再建した第2世を現在私たちは目にすることができます。(出典:アーモイタリア旅行ガイド)
私も妻も、歴史的建造物の凄さを頭で理解するより”感じる”派の人間だったらしく、圧倒されて歴史の話は特段しなかったです(笑)。でも歴史好きな人にとっては、やはりある程度勉強されていった方が、実際に目にした時に感動が大きくなると思います!
ローマを訪れた際はぜひパンテオンもお見逃しなく!オススメの観光スポットです。
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