【イタリア】現地についたらすぐに”少額硬貨”を入手した方が良いぞ

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こんにちは、キコリです。

今回は新婚旅行でイタリアに訪れた際に、”知っておけばよかった”と感じた海外のお金に関する気づきを書いていきます。日本では当たり前に出来ることも、海外ではできないこともありました。そして私たちの場合は、けっこう失敗も…(泣)

これから「新婚旅行ではじめてイタリアに行く」人にはぜひ、一読して欲しいです!

【イタリア】現地についたらすぐに”少額硬貨”を入手した方が良いぞ

イタリアのお金「ユーロ」

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イタリアで使うお金は「ユーロ」

私達が失敗したエピソードを語る前に、イタリアで使う通貨「ユーロ」の基礎情報をおさらいしておきたいと思います。

お金の種類

ヨーロッパで国境を越えて使える1つの通貨が「ユーロ(EURO)」です。ヨーロッパでもユーロを導入している国とそうではない国があるので注意が必要ですが、私たちが訪れたイタリア・フランスはこのユーロを導入してます。もちろんイタリアからフランスに移動した際も、特に両替の必要はありませんでした。

イタリアに行く前に、紙幣・貨幣の種類とよく使うお金について触れておきます。

通貨単位はユーロ(€、EURO、EURとも略す)、補助通貨単位はセント(CENT)。それぞれのドイツ語読みは「オイロ」と「ツェント」となる。€1=100セント=約135円(2018年2月現在)。紙幣の種類は5、10、20、50、100、200、500ユーロ。硬貨の種類は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロ。

出典:地球の歩き方

下表の価格は2018.2月時点(1EUR:132円)でのおおよその参考値です。旅行前は最新の為替レートを確認してみてくださいね!

ユーロ札に両替した時はおもちゃのお札感覚やったな!
キコリ
日本の紙幣より少し小さめで、カラフルだったもんね

少額硬貨がなくて困ったこと

さて、ここからが本題です。

まず、私達は初のイタリア・フランスへの出国の前にウキウキした気持ちで空港に到着をして両替を済ませました。出国時には1人あたり3万円×2=440ユーロ(6万円くらい)を両替していきました。内訳は50ユーロ札×2、20ユーロ札×12、10ユーロ札×10。

ローマに到着後、テルミニ駅近くのホテルに荷物を置いてから私達の観光がスタートしました。が、しかし初日からけっこう大変な目にあったのでこれからそのエピソードをご紹介しますね(苦笑)

ぼったくりにごっそり取られる

いきなりやられました(泣)。

そう、私たちはローマについた初日にいきなりぼったくられました。それは、ローマの有名な観光地「スペイン広場」での出来事です。スペイン広場に到着後、有名な「ローマの休日」のように写真を撮り終え、坂の上から広場を眺めている時でした。

陽気なおじさん
チャオ~ ○▲#※(おもむろにバラを差し出す)
キコリ
!?
!?
陽気なおじさん
プレゼントプレゼント~(おもむろにバラを差し出す)
プレゼント!?(手に取る)
陽気なおじさん
Grazie!(サンキュー) マネープリーズ(にっこり)
キコリ
!?(もしやこれは押し売り…いくらなんだろう)
今10ユーロからしか持ってないの!
陽気なおじさん
oh~ OK~OK~(おつり出せるよ的な感じで財布ジャラジャラ)
キコリ
(10ユーロ札をそっと出してみる)
陽気なおじさん
Grazie!(サンキュー) バイバーイ♪
キコリ
え!?
ぼったくりやー!(日本語で叫ぶ)
陽気なおじさん
アハハー「ボッタクリヤー」(立ち去る)

と、こんな感じでバラを10ユーロ(1,300円くらい)で買わされてしまいました。(苦笑)普通ならぼったくりに絡まれないようにするのが一番良いと思います。絡まれてもしっかり「No!」と言えるようにするのも良いですね。

しかしながら、私たち初めてのイタリア海外旅行。右も左も分からず、何を言っているのかもよく分からずでした。トラブルが大きくなるのも嫌だったので、こんな時に少額硬貨=1セントや10セントでも持っていればそれを渡して済ませることが出来たのかなーと思います。あいにくこの時10ユーロ札からしか持っていなかったので、ごっそり持っていかれてしまいましたが、あらかじめ小銭を持っていれば精神的なダメージも少しは抑えられたかなと思います。

スペイン広場ではバラ売りのぼったくりに気を付けよう!

地下鉄の切符が買えない

イタリアの各都市では移動手段が街の大きさによって変わってくると思います。

  • ローマ    …街が広いため、観光地を回るには地下鉄とバスを活用したい。
  • フィレンツェ …徒歩で回り切れるコンパクトな観光都市。
  • ベネチア   …水上バスも使うが、基本的に徒歩移動。
  • ミラノ    …地下鉄移動だけで十分観光できる。

ローマとミラノでは地下鉄をよく使ったので、都度切符を購入しました。自動販売機で切符を買うことが出来るのですが、高額紙幣を入れてしまうと使えないことが多々ありました。どうやら釣り銭切れのために使うことが出来ないようでした。

当たった販売機が悪かったのか10ユーロ、20ユーロ札が使えず、当時はどっと不安が増しました。

キコリ
僕たちは切符すら買うことが出来ないのか…(ずーん)
切符買えなかったのぼったくりにやられた直後やったし余計にメンタル削られたよな

駅によってはクレジットカードで切符を購入することが出来る販売機もあるので、基本的にはカードを使って購入するのが無難だと思います。切符の購入が煩わしい場合は、一日乗車券も売っていたりするので、観光スケジュールと利用回数に応じて使い分けるのが良いと思います。

スーパーでの高額紙幣の使い方は注意が必要

ローマで有名な観光地と言えば「トレビの泉」を思い描く人は多いのではないでしょうか。このトレビの泉、コインを噴水の中に投げると願い事が叶うというお話はよく聞きますよね。私たちもトレビの泉でコインをぶん投げたい!と計画しておりました。

私達のスケジュールでは、初日の朝にローマのホテルに到着し、そのままトレビの泉に向かう予定でした。ちなみに私たちが泊まった日本人に人気のスターホテルズメトロポールはトレビの泉へ徒歩10分くらいの位置にあり、便利でしたよ。

ホテルをウキウキで出発したのですが、トレビの泉に向かう途中でぶん投げる予定のコインがないことに気づきました。日本なら、コンビニやスーパーなので何か買ってお釣りを使おうと考えると思います。ええ、イタリアにいた私達も同じように近くのスーパーで水を買いました。

1ユーロの水を10ユーロ札で購入した時の店員のおばちゃん

めっちゃ嫌そうな顔するやん…

びっくりしました。「5ユーロかコインはないのか?」と言われたのですが、「No…」と伝えるとすごくため息ついてお釣りを渡してくれました。ごめんなさい10ユーロ札なんかで1ユーロのお買い物して…。

お釣りに限りがあるのでしょう、お店にもよりますが、大きな紙幣での購入を嫌がられることがあります。やはり前もって後述する場所での少額硬貨を両替をオススメしたいですね。

チップが出せない

日本にはなじみのない「チップ」の存在ですが、イタリアでも習慣としてチップを渡すことがありました。私達が旅行中に使ったチップの金額と場面はこんな感じです。

  • リストランテ・トラットリア … 料理代金の10%くらい
  • ホテルのポーター      … ベネチアのホテルのとても親切な方へ2ユーロ

だいたいは外食の際の支払い時にチップを払う場面が多かったです。チップの払い方にも色々あったのがとても複雑で、勉強になった印象があります。

  • クレジットカードでの決済時に1割のチップ代金を上乗せ
  • クレジットカードでの決済時に、退席時に机の上にチップを置いて帰る
  • お会計のレシートにチップの欄が空白なものが渡されて、自分で任意の額を記載してクレジットカードで決済する。

チップは料理の金額10%程度なので1ユーロ・2ユーロコインをテーブルに置いていくことが多かった印象です。せっかく親切な対応をしてくれた店員さんに感謝の気持ちを伝えたくでも、硬貨がないと申し訳ないですよね。

キコリ
チップを渡すタイミングとかとても難しい
隣のテーブルの夫婦とかの所作をみて勉強せなあかん

少額硬貨を手に入れよう

イタリアでの食事・お買い物はクレジットカードが基本になります。日本のように現金を持ち歩くのは危険も伴うで、必要な金額だけ持ち歩くようにしました。しかしながら、少額硬貨はなんだかんだ必要になったりするので、現地に到着したら早々に入手しておいた方が良いと思います。

スーパー

現地のスーパーでお買い物をしたお釣りで手に入れることが出来ます。しかしオススメはしません。高額紙幣はお店側にうけとってもらえなかったりするので、どうしても今小銭が必要!というタイミングで検討してみてください。

グレードの高いホテル

一番のオススメは滞在しているホテルでの両替です。特にグレードの高いホテルであれば快く対応してくれると思います。観光客の対応も慣れておりますので、つたない英語やイタリア語でも対応してくれますよ。ローマで滞在していたホテルで両替をお願いしたところ、1ユーロ、2ユーロ、10,20,50セントコインを丁寧に両替してくれました。

キコリ
ホテルの人はいつもニコニコ対応してくれたよ
意外とコイン入手に苦労したからな~

グレードの高いホテルは滞在するだけでも楽しい|ベネチアにて

海外では、いざという時言葉が通じない不安も大きいので、お金のトラブルに巻き込まれないよう十分に気を付けてほしいです。これから海外旅行を計画されている新婚さん、楽しい旅行になるようにしてくださいね!

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20代SE。新潟-青森を経て都内在住。 引越3日前に1人の女性に惹かれ大阪-東京で遠距離恋愛。 出会って1年で結婚後、初めての共同生活。 姉さん女房と仲良く暮らしています。 ブログには結婚や引越などの体験談と共に日々の気づきを綴っています。 写真、動画編集が好きです。