・フィレンツェで綺麗な景色がみたいなぁ…
・フィレンツェのドゥオーモを見て回るには何を調べておけばいいんだろう
・個人で手配調べるのって面倒だなぁ…
・海外旅行ははじめてだから不安だ…
新婚旅行の計画を立てていると、見てみたい世界に近づけるワクワク感と、言葉も通じない見知らぬ土地に行く不安がでてきますよね。
この記事は海外旅行初心者だけど、個人手配でフィレンツェ観光を計画されている方向けに書きました。
〇ドゥオーモの基本情報をチェック
・クーポラ登頂と聖堂内は入口が別
・開館時間と状況は公式サイトで確認
〇事前に調べたこと
・チケット購入の有無
・予約の有無
・ドゥオーモ観光の所要時間
・クーポラの階段数
・ドゥオーモへの行き方
○出発前に済ませたこと
・フィレンツェ共通チケットの購入
・時刻指定の優先予約
・チケット、バウチャーの印刷
○観光してみての注意点
・クーポラは時間指定予約がないと登れない
・クーポラに登る前にはトイレに行っておこう
・ドゥオーモの壁画をカメラに収めるなら広角レンズがある便利
・クーポラの上り下りは混み合うと大幅に時間がかかる
・聖堂内は過度な露出はご法度
★写真多数で雰囲気がつかめます
今回は赤屋根の景観が特徴的で「屋根のない美術館」とも言われる芸術の街「フィレンツェ」のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)について書きました。
中でもドゥオーモのクーポラは、フィレンツェを代表する観光スポットです。
私たちも新婚旅行を計画する上で、ドゥオーモは絶対に見ておきたかったスポットでした。
私たちが出国するまでに準備したことと、現地で観光してみた経験を踏まえ、これからフィレンツェのドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)を観光するために、「これだけ分かってれば観光できた」という目安をまとめました。
フィレンツェのドゥオーモの基本情報
開館時間:08:30-19:00
※土曜日は08:30~17:00
※日曜日は13:00~16:00
開館時間:10:00~18:30
※土曜日は13:00~16:30
※日曜日は13:30~16:45
公式サイト(https://www.ilgrandemuseodelduomo.it/)で開館時間が確認できますので、計画を立てる際は必ずこちらもご確認下さい。
所在地
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)は、フィレンツェ歴史地区の主要観光エリアの中心地にあります。
ドゥオーモのみどころ
私達が新婚旅行でフィレンツェのドゥオーモを見てみたいと思った理由は2つあります。
ドゥオーモのクーポラからみるフィレンツェの街並をみたい
フィレンツェといえば赤屋根の風景。フィレンツェの街並みを眺めるためには、ドゥオーモのクーポラかジョットの鐘楼といった高いところに登る必要があります。
世界遺産を感じたい
ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂]は、「フィレンツェ歴史地区」として、ジョットの鐘楼とサン・ジョヴァンニ洗礼堂とともに世界遺産に登録されています。
出発前に調べたこと
個人手配でドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)を観光するために調べたことはこちらです。
・予約の有無
・所要時間
・クーポラの階段数
・行き方
チケット購入の有無
どこの観光スポットでもそうですが、チケットの購入が必要か調べました。
ドゥオーモは1つの建物ですが、建物登頂部「クーポラ」と「聖堂内」に入口がそれぞれ分かれています。
引用:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂入口の図
引用:ドゥオーモのクーポラの入口の図
https://www.ilgrandemuseodelduomo.it/monumenti/2-cupola
フィレンツェの主要観光エリアであるドゥオーモ周辺には、ジョットの鐘楼やサン・ジョヴァンニ洗礼堂と行った歴史的建造物が並んでいます。
これらの観光スポットが1つの共通チケットで観光出来るようになっているので、フィレンツェの観光をするなら、この共通チケットが必須になります。
オンラインでチケットを購入する場合は、公式サイトから購入できます。
※オンラインで購入する場合、手数料として2ユーロ追加でかかります
予約の有無
チケット購入と併せて確認したいのが、観光における予約の有無。
調べてみると、ドゥオーモのクーポラに登るためにはチケットの購入に加えて、時刻指定の優先入場予約が必要なようでした。
Mandatory time booking to access the Dome; booking is strictly nominative and must be made contextually to the tickets purchase.
引用:チケット購入公式サイト|https://grandemuseodelduomo.waf.it/en/cumulative-ticket-great-museum-of-the-cathedral-of-florence#
所要時間
観光の計画をする上で、所要時間がどれくらいかかるのか調べました。
所要時間の内訳は「クーポラへのアクセス(20〜25分)」+「クーポラの見学(20〜25分)」+「クーポラから地上へのアクセス(20分)」で、おおよそ1時間ほどです。
クーポラの展望フロアを見学するには、463段の螺旋階段を上り下りする必要があります。このクーポラの単純往復だけでも所要時間40分~50分くらいは見ておいた方がいいです。
登るのに必要な時間は、約30分★つまり往復1時間ほど見て下さい。
ここは混雑しまくるので、入場ゲート前に並ぶだけで1時間かかることもしばしば…そして登る際にも、混雑次第では人が詰まって
自分のペースで登れないので、混雑次第では所要時間もかなり変わってきます。
昇るのは30分あれば充分と思います。
上でどのくらい時間を過ごすかで所要時間は変わります。
クーポラの上部は昇る人と、下る人が同じルートを通るので
混でいるときは渋滞すると思います。
調べた感じ、クーポラの登頂には往復1時間くらいが目安なようでした。
とはいえ、クーポラ登頂の際には、通路が狭く、多くの人でつっかえることから時間がかかりそうな印象でした。
行き方
フィレンツェのS.M.N駅からドゥオーモまでは、徒歩15分~20分くらいの距離にあります。
出発前に済ませたこと
私達が出発前に済ませておいたことはこちらです。
・優先予約の申込
・チケット、バウチャーの印刷
共通チケットの購入
共通チケットの購入はオンラインで済ませておきました。
公式ホームページから購入をすると、メールで上の写真のようなチケット(A4サイズ)のPDFファイルがお送られていきます。
時刻指定の優先予約
クーポラに登るためには、事前の優先入場予約をしておく必要があります。
チケット、バウチャーの印刷
メールで送られてきたPDFデータのチケットをA4の紙に印刷して準備しました。
また、ロストバゲージが起こったことも考えて、チケット類は全て2つずつ印刷して、お互いが持ちあって新婚旅行へ出発しました。
空港で預けた荷物が紛失すること。
海外旅行では紛失する確立もあがるそうですが、ターンテーブルでのピックアップ誤りや、搬入時のミスなので発生します
最悪、片方の荷物が紛失してもチケットさえあれば観光が継続出来るようにしておきました。
当日の観光レポート
新婚旅行4日目、イタリア周遊2つ目の都市フィレンツェを訪れた私たちが、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の「クーポラ」に登ってみた時の様子と「聖堂内」を観光した感想を書きました。
新婚旅行4日目は、フィレンツェの玄関口S.M.N駅前に宿泊していたホテルを早朝に出発しました。
午前中は、「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」「ジョットの鐘楼」の王道観光スポットを観て回り、ドゥオーモのクーポラは午後からの予定でした。
13:30 ドゥオーモのクーポラ入口
事前に優先予約していた時間帯に、ドゥオーモのクーポラ入口へやってきました。
14:00からの回だったので余裕をもって列に並びましたが、結構混みあっていました。
僕たちの前に並んでいた観光客グループの人たちは、入口の係員に共通チケットを見せていたけれど、「時刻指定の優先入場券がないとダメだ」って言われていたせいか少し揉めた後に追い返されていました。
入口に通されると、セキュリティチェックがあります。カバンの中と身体中を金属探知機で調べられます。
14:10 クーポラ登頂開始
チェックを無事すると、階段が見えてくるのでひたすら登ります。
ジョットの鐘楼の階段に比べると1段1段が低く、比較的歩きやすい印象でした。
階段を登っていくと、途中で聖堂内部にでます。内側を覗き込むと大聖堂の天井と講堂が一望できます。
14:20 階段後半戦
聖堂内に出ている渡り廊下を半周したところにクーポラの階段が出現してきます。
そこからひたすら階段を登っていくのですが、ここからの階段が急に暗く狭くなっていきます。
クーポラ上部に近くなって行けば行くほど、狭くなっていきます。
階段はらせん状の登っていくところが多いですが、途中で建物の構造上、かなり急になっているところは人工的な階段を進んでいくところもありました。
途中、窓からジョットの鐘楼の頭が見えました。
14:30 クーポラ登頂部
無事、階段をエリアを抜けるとお目当ての景色が広がるクーポラに到着します。
ジョットの鐘楼に比べて柵が低く、解放的です。
ずっと見たかったフィレンツェの街並み、けっこう感動しました。
15:00 クーポラから地上に戻る
20分~30分ほど景色を堪能して、地上に戻ることにしました。
クーポラは下りがめちゃくちゃ大変。
最も狭いところは本当に1人しか通れない場所があるので、登る人と降りる人がお互い譲り合いながら下りないと行けません。
言葉の通じない海外旅行者同士、我先にクーポラに向かおうという人が多いので、下りの人の列がなかなか進みませんでした。
せまい通路内で行列に並んでいる状況は、尿意とかをもよおしてしまったり、体調が悪くなってしまったりしたら最悪だなと、並びながら思いました。
15:40 地上に到着。聖堂内へ
クーポラから降りてくるのに40分近くかかりましたが、なんとか降りてこれました。
続いて、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へ行くため、入口に向かいましたが、こちらも15時台は混み合うようで、結構並びました。
聖堂内の入口に到達するまでに20分近く並んでいたかと思います。
入口に到達すると、再びセキュリティチェックを受けます。
聖堂は無料で入れるので、チケットの確認はありませんが、カバンの中と金属探知機のチェックがあります。
ドゥオーモ内は、ローマのバチカン市国のドゥオーモのように天井が高く解放的です。
ステンドグラスがキレイで、とても趣を感じる空気感でした。
ドゥオーモの中には、ロウソクと共に祈りを捧げる場所があります。
1ユーロ~2ユーロ(気持ちの分)を収めてから、ロウソクに火をともして祈りを捧げることができます。
以上、フィレンツェの名所サンタ・マリア・デル・フィオーレ(ドゥオーモ)の観光レポートでした。
歴史の重みや神聖な空気感を味わい、世界遺産の偉大さを身体で感じ取ることができた観光になりました。
〇ドゥオーモの基本情報をチェック
・クーポラ登頂と聖堂内は入口が別
・開館時間と状況は公式サイトで確認
〇事前に調べたこと
・チケット購入の有無
・予約の有無
・ドゥオーモ観光の所要時間
・クーポラの階段数
・ドゥオーモへの行き方
○出発前に済ませたこと
・フィレンツェ共通チケットの購入
・時刻指定の優先予約
・チケット、バウチャーの印刷
○観光してみての注意点
・クーポラは時間指定予約がないと登れない
・クーポラに登る前にはトイレに行っておこう
・ドゥオーモの壁画をカメラに収めるなら広角レンズがある便利
・クーポラの上り下りは混み合うと大幅に時間がかかる
・聖堂内は過度な露出はご法度
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
最新記事 by シバヤ キコリ (全て見る)
- 【結婚式・前撮りも使える】新郎新婦向け”ペアTシャツ”総まとめ - 2021-06-08
- 【観光の流れを解説】斜めに傾くピサの斜塔の頂上からみた景色はどうなっているのか。 - 2020-06-06
- 【写真でよく分かる】フィレンツェからピサの斜塔まで電車で行く方法とチケットの買い方 - 2020-05-30