・新婚旅行でピサの斜塔に行ってみたい!
・ピサの斜塔ってどうやって行くの?
・電車でピサの斜塔に行くのは難しい?
・日帰りでのピサ観光の流れが知りたい
イタリアの大人気観光地「ピサの斜塔」
新婚旅行ならぜひ行ってみたい場所ですよね。
この記事は、海外旅行初心者だけど、個人手配で「ピサの斜塔」を観光したいと計画している新婚さん向けに書きました。
〇ピサの斜塔の基本情報
・開館時間と状況を公式サイトで確認する方法
・フィレンツェからピサの斜塔までは片道約70分
〇事前に調べたこと
・ピサへの電車の予約は不要!現地で購入でOK
・ピサの斜塔に登るならは事前予約がオススメ
・フィレンツェからの日帰り観光の所要時間は5時間あれば可能
・ピサの斜塔の階段の数は273段
〇出発前に済ませたこと
・ピサの斜塔の事前予約購入は代理店だと2か月前でもできた
・ピサの斜塔のチケットは印刷しておく
・電車の時刻表の印刷をしておくとトラブル時に役立つ
(経験談)電車トラブルに巻き込まれた話
〇当日の観光レポート
・電車のチケットの購入は英語力がなくても自動販売機で十分買える
・ピサの斜塔のチケットは引換券なのかそのまま使えるチケットなのか要確認
・ピサの斜塔に持ち込めるバッグのサイズは厳しくされるから要注意!
・時間のない日帰り観光ならランチの場所も押さえておくと◎
今回は、世界的に観光スポット「ピサの斜塔」の観光レポートを書きました。
私達が新婚旅行で滞在していたフィレンツェから電車を使って日帰り観光した際の道のりと、それまでにしてきた準備についてまとめました。
これから新婚旅行で「ピサの斜塔」を見てみたいなと思っている方に、この先を読み進めていただければと思います。
「これさえ抑えておけば、日帰りで観光できるんだ」という目安としてご参考にしていただけたらなと思います。
ピサの斜塔の基本情報
ピサの斜塔は12世紀に建設されたと言われているロマネスク様式の白い巨塔です。
”斜塔”と、文字通りナナメになっている光景が有名で、イタリアの人気観光地になっています。
ピサの斜塔は12世紀頃から建築が始まりました。途中、政治的紛争で工事が中止になるこもあり、工事はなかなか進まなかったそうです。
最終的に塔が完成したのは、1372年。
建設が始まって6層目が完成した1298年には傾斜が1.43mとごくわずかでした。
そこから年に1mmペースで傾いたと言われ、途中工事で傾きを修正したものの、現在約4度の傾きで保っています。
1-2月 – 10:00~17:00
3月 – 09:00~18:00
4-9月 – 09:00~20:00
10月 – 09:00~19:00
11-12月 – 10:00~17:00
12/25~01/06の年末年始は09:00~18:00
ピサの斜塔の公式サイトで開館時間が確認できるので、出発前に一度は確認しておきましょう。
出典:公式サイト(https://www.opapisa.it/en/opening-and-closing-time/)
所在地
ピサの斜塔は、フィレンツェから電車でおよそ一時間のところにある「ピサ」の街にあります。
- 0分スタートフィレンツェのS.M.N駅から出発
- 50分電車で50分S.M.N駅からピサ中央駅へ向かう電車は20分に1本くらいある
- 70分徒歩で20分ピサ中央駅からピサの斜塔までは徒歩移動可能
最寄り駅のピサ中央駅からは徒歩20分くらいの所に、ピサの斜塔をはじめドゥオーモや洗礼堂が建っている「奇跡の広場」があります。
個人手配の場合電車で行くなら、
フィレンツェからは片道70分くらいで着ける
ということをまずは抑えておけば大丈夫です。
ピサの斜塔のみどころ
私たちが「ピサの斜塔」を見てみたいと思ったのは、新婚旅行の記念に「ピサの斜塔で面白写真が撮りたい!」と思ったのがきっかけでした。
また、わたしたちの新婚旅行は、イタリア・フランス周遊の中で、世界遺産を巡るといったテーマがありました。
ピサの斜塔も世界遺産に認定されており、一度はテレビで見たことのある建造物でしたので、ぜひ生で拝見したいなと思っていました。
それに加えて、ピサの斜めの傾きをバックに面白い写真を撮りたいなと思って旅行に盛り込みました。
当日の様子が先にみたい方はこちらからどうぞ。
出発前に調べたこと
個人手配でピサの斜塔を観光するために調べたことはこちらです。
・ピサ観光のチケットの購入/予約方法
・日帰り観光の所要時間
・階段の数
私たちは、フィレンツェから日帰りでピサを観光するつもりだったので、所要時間や電車での移動時間など、「日帰りでどれくらい時間がかかるのか」を重点的に調べました。
ピサへの電車での移動方法
フィレンツェを観光する際、新婚旅行でおおむね拠点とするのはS.M.N駅周辺だと思いますが、ピサの斜塔はフィレンツェのS.M.N駅から電車で1時間程の少し離れたエリアにあります。
出発前の時点では、「時刻表」と「チケット予約/購入方法」を調べておきました。
トレニタリア(鉄道会社)の公式HPを見て、だいたいどれくらいの頻度でピサーフィレンツェ間の電車がでているか確認しました。
トレニタリア社の公式HP(https://www.trenitalia.com/en.html)で出発予定日時を入力すると電車の時刻と乗る電車がどれか事前に確認できます。
フィレンツェ(S.M.N駅)からピサ中央駅への電車のチケットを現地の自動販売機で買うための手順を確認しました。予約はいりません。
私達は、ローマーフィレンツェ間やフィレンツェーベネチア間などの、都市をまたぐ移動では、高速鉄道を使いました。
高速鉄道は日本の新幹線や在来線特急券のイメージが近しいです。
フィレンツェ(S.M.N駅)ーピサ(ピサ中央駅)間の電車は、高速鉄道よりも気軽な感じで捉えていて問題ありません。
購入方法も、自動券売機の画面の流れさえ事前に確認しておけば、英語が得意でなくても購入できるレベルの易しさでした。
インターネットで調べて、自動発券機の画面を掲載している方のサイトを参考にしました。
参考になったサイトはこちらです。
ピサまでの電車移動のポイントをまとめると…
・クレジットカードが使える
・チケットは当日購入で大丈夫!
ピサの観光に必要なチケット
ピサの斜塔を外から見る分には、特にお金はかかりませんが、中に入って登ってみるにはチケットの購入が必要のようでした。
ネットで検索すると「事前予約がオススメ」と書いてあることが多いですが、これは本当にオススメです。
と、いうのもピサの斜塔の観光は「決められた時間枠で交代制」になっているので、各回に定員が設けられています。
せっかく現地にたどり着いても参加したい枠が空いてない場合があります。
私たちの場合は、日帰りでのタイトスケジュールでピサの斜塔を観光しようと思っていましたので、この事前予約は必須でした。
ピサの観光チケットを予約・購入するには?
ピサのチケットの予約・購入の方法は、大きく分けて3つあります。
- 自分でオンラインで予約・購入する
- ツアーや代理店を通して予約・購入する
- 予約せずに現地で購入する
自分でオンラインで予約・購入する場合は、公式サイト(英語)または、チケット販売サイト(日本語)から予約するのが一般的です。
こちらのブログが詳しく書いてあり、とても参考になりました。
ただ、私達の場合は冬のイタリア・フランス2週間の行程を個人手配で計画していたので、全てのチケットまで予約購入するには時間的にも労力的に大変でした。
なので基本的には旅行代理店を通してチケットの予約購入を一括してお願いしました。
フィレンツェから日帰り観光の所要時間
日帰りでピサの観光をするとなると、所要時間が気になりますよね。
私達の場合も、フィレンツェ→ピサ→フィレンツェと日帰りで戻ってきた後、さらにフィレンツェから高速鉄道でベネチアへ向かう予定でした。
出発前にインターネット上で所要時間を調べる時に参考にしたブログはこちらです。
ピサの斜塔はフィレンツェから電車で往復2時間、観光には最短でも半日はかかります。効率良く観光したい方、ピサまで自力で足を延ばすのが不安な方は、オプショナルツアーを利用すると便利です。
出典:マイたび@イタリア旅行ガイド|フィレンツェから電車で1時間!「ピサの斜塔」への行き方って?
出発前はこんな感覚でおおむねの旅行プランを組んで行きました。
本ブログの最後に日帰り観光のレポートを書いていますが、私達の実体験ではフィレンツェからピサの斜塔を日帰り観光する場合の所要時間はずばりコレです。
- 0分スタートフィレンツェ S.M.N駅を出発
- 50分電車移動に50分ピサ中央駅に到着
- 70分徒歩移動に20分ピサの斜塔(奇跡の広場)に到着
- 120分ピサの斜塔の観光に50分ピサの斜塔の登頂用予約チケットを事前に持っている場合は、集合時間に余裕を持って集まり、荷物を預けるなどする時間も含めると50分くらい。
- 140分洗礼堂の観光に20分外観を楽しむだけならもっと短縮可。
- 160分ドゥオーモの観光に20分外観を楽しむだけならもっと短縮可。
- 220分昼食にかかる時間が60分場所を探したり並んだりするのに1時間はかかる。お昼時は混み合う
- 240徒歩移動に20分ピサ中央駅に到着
- 290電車移動に50分フィレンツェ S.M.N駅に到着
- 純粋に観光にかかる時間はおおむね4時間
- その他昼食や調整時間が1時間程度
ピサの斜塔の階段の数
イタリアへ新婚旅行で来られる方は、ローマやフィレンツェを周遊するような日程で組まれる方も多いと思います。
私達の場合は冬のシーズンの観光でしたので、寒さ対策と歩きやすさの2つの側面で「履いていく靴」で悩みました。
観光ではたくさん歩くことになりますが、イタリアの場合は、ドゥオーモなどに登る機会もあり、階段をたくさん登ることになります。
ピサの斜塔も上部の展望台まで高さがあります。何段の階段を登る必要があるのか確認していきました。
公式サイトでは、「273 steps」と書いてあり、ピサの斜塔の昇り降りで500段近い階段を歩かなければなりません。
Height: 58,36 metres
External diameter: 15 metres
Weight: 14.453 tonnes
Inclination: (current) about 5.5°
Hewn stones: 29.424
Stone surfaces: 7.735 square metres
Capitals: 207
Staircase: 273 steps
出典:https://www.opapisa.it/en/square-of-miracles/tower/
階段数を調べておけば、当日の靴や服装は歩きやすくしておく必要があるのが分かります。
出発前に済ませたこと
ピサの観光についておおむね調べがついたので、ここからは日本を出発する前に済ませておいたことをまとめました。
・ピサの斜塔のチケットの印刷
・電車の時刻表の印刷
ピサの斜塔のチケット予約・購入
当然ですが、時間単位の交代制であるピサの斜塔の事前予約チケットは出発前に購入しました。
自分でオンライン予約することも可能でしたが、旅行代理店にもお世話になっていたので、まとめて予約をしてもらいました。
公式サイトから予約すると20日前からしか予約できないようですが、旅行代理店経由だと2か月前くらいでも予約できました。
当時旅行代理店を経由して予約した際は、1人当たり3,850円でした。
多少の手数料はかかりますが、プロにお任せはそれなりに楽なので自身がない人はこちらがオススメです。
ピサの斜塔のチケットの印刷
予約が完了すると下のようなチケット(A4サイズ)がもらえます。
バーコードのついたチケットはこのまま引き換え不要で使えます。
チケットと一緒に日本語の案内ももらえるので、こういう資料も海外初心者の私達にとっては助かりました。
ご入場前のご案内
下記の携行品を除き、バッグや買い物袋などのお荷物を斜塔にお持込みいただくことができません。
ご入場前に斜塔近くのチケット売り場に併設している荷物預かり所(無料)にお預けください。【お持ち込み可能なもの】携帯電話・財布・カメラとカメラバッグ・水
※ご入場時にお持ち込みになる携行品は、直接手でお持ちになるか、お召し物のポケットにご収納ください。 片手に収まる程度の小さな巾着袋などにおまとめいただくことも可能ですが、ご入場時のチェックの際に スタッフが大きすぎると判断した場合は、持ち込みを断られる場合がございます。
※混雑期は荷物預かり所が混雑している場合もございますので、ご予約20~30分前頃にはお越しください。
※財布やパスポートなどの貴重品はご自身でご管理いただくことをおすすめいたします。
※荷物預かり所は斜塔入場者用のサービスとなり、お食事や他の施設見学等の別の目的ではご利用いただけません。そのためご斜塔ご入場後はお早めにお荷物をお引取りくださいませ。
※荷物預け時、スタッフがチケット(バウチャー)にロッカー番号を記入します。 お荷物引き取り時に必要になりますので、ロッカーキーとバウチャーのご紛失にはお気をつけください。
ご入場時のご案内
Eチケットをご入場口の係員へご提示ください。
ご入場時、係員が機械でバウチャー上に記載のバーコードの読み取りを行います。
※バーコード部分を折ったり汚さないようご注意ください。
※身分証(パスポート)の提示を求められる場合がございます。
電車の時刻表の印刷
ピサの斜塔へ行くときに利用する電車の時刻表も画面キャプチャをとって印刷したものをカバンに入れておきました。
一応、海外でもネットが使えるようにイモトのWi-Fiを契約しておきはしましたが、なるべくデータ通信料を使いたくなかったのと、すぐに確認できるようにと紙に印刷していきました。
また、印刷物を紛失(ロストバゲージや盗難)した場合にも備えてクラウドにもデータをアップロードしておきました。
当日の観光レポート
ここからは、私たちが実際にフィレンツェ(S.M.N駅)からピサの斜塔へ日帰り観光した際の流れを書いていきます。
07:00 ホテルをチェックアウト
新婚旅行5日目の朝は早いです。
早起きをして朝食バイキングを済ませ07:00にホテル「デレナッツオーニ」をチェックアウトしました。
チェックアウト後は、大きなキャリーを預けて身軽な格好で駅に向かいました。
07:30 S.M.N駅でチケット購入
あらかじめ何時の電車に乗るか目途をつけておいたので、少し早めに駅に到着。
サンタ・マリア・ノヴェッラ(S.M.N駅)からピサ中央駅までの電車のチケットを自動販売機で購入しました。
チケットは片道8ユーロほどです。
チケットの購入の仕方は別途詳細を記事にしたのでこちらをご覧ください。
07:53 フィレンツェ(S.M.N駅)を出発
チケットの購入ができたら、乗り込む電車がどのホームから出発するか確認してから向かいました。
私達の時は15分ほど前に表示されました。
ホーム上の電光掲示板を確認すると、自分たちが乗る電車の列車番号や出発時刻が書いてあるので合っているか確かめました。
電車に乗り込む時の注意事ですが、絶対に忘れてはいけないのが「打刻」です。
電車に乗り込む際、近くにいた係員の方にチケットをみせて「このチケットはこの車両でいい?」とジェスチャーで訴えると、「いいよ」的な感じで答えてくれました。
無事電車に乗ることができ、1時間ほど揺られながらピサ中央駅に向かいます。
電車の中は4人掛けのボックス席になっていて、そこそこキレイな車内でした。
2月の平日の電車の混み具合はまばらでした。
これくらいなら電車の事前予約もいらないのは納得です。
乗車してから10分程で検札する係員がくるので、チケットを渡します。
係員さんがバーコードを読み取ると、「OK~」と言って返してくれました。
その後は海外の田舎の風景を見ながらピサの街へ向かいました。
09:10 ピサの中央駅に到着
特に遅れなどはなく、時間通りにピサ中央駅に到着しました。
到着後はす~っと改札をでていく感じで出口に向かいます。
ピサ中央駅からは徒歩20ほどかけてピサの斜塔へ向かいます。
Googleマップにそって歩いていけばほどんと真っ直ぐだったので迷うことはありませんでした。
ピサの斜塔へ向かう道中、「アルノ川」を渡るソルフェリーノ橋付近がとてもきれいな景観だったので思わず写真を撮ってしまいました(笑)
そんなこんなで道草食いながらピサの斜塔へ進んでいきました。
9:40 ピサのある”奇跡の広場”に到着
ピサ中央駅から歩くこと20分。
細い路地通りを進んでいくと、道の先に白いドゥオーモが見えてきます。
さらに進んでいくと、目の前には教科書で見たことのあるピサの斜塔が飛び込んできます。
ピサの斜塔がある「奇跡の広場」は一面青々と整備された芝生が広がっていて、ピサの斜塔やドゥオーモなどの”白さ”がとても際立っていました。
ピサの奇跡の広場は、「斜塔」「ドゥオーモ」「洗礼堂」の3つが主だった観光スポットです。
距離も近く歩いて一周見て回るだけなら30分もあれば外観を堪能できると思います。
10:30 ピサの斜塔を登頂
ピサの斜塔の時間帯が10:30だったので、30分前にチケットデスクへ行きました。
事前のご案内資料をしっかり理解しておらず、手元のチケットが引き換え用のものだと思っていたので交換しようと思ったのですが、係員さんに「引き換え不要だよ~」と言われました。(笑)
「15分前位に荷物預かり所に来てね」と言われたので、ピサの斜塔を眺めながら嫁とキャッキャして待つこと15分。荷物預かり所に向かいました。
日本でよく見えるサイズのコインロッカーくらいだと思ってもらえれば分かりやすいかもしれません。
荷物預かり所でリュックを預け、カメラ・カメラバッグ・スマートフォンだけを持ってピサの斜塔に前に並び始めました。
順番を待っていると、係員の少し恐そうなオジサンが私のカメラバッグを指さしながら「ちょっと大きい!預けて来て」とNGサイン。
旅行雑誌には「カメラバッグOK」と書いていたのですが、断られてしまいました。
仕方ないので私だけロッカーに戻り、カメラバッグからGoproや一眼レフカメラを出して全部手で持っていくことにしました。
ピサの斜塔の内部や登頂部からの眺めについては、別途記事を書こうと思うのでそちらをご覧ください。
おおむね30分かけてピサの斜塔の内部を堪能しました。
ピサの斜塔から降りてくるとちょうど11時くらいでした。
11:00 ピサの斜塔で面白写真撮影
ピサの斜塔に登り、本日の観光の主な目的を果たした私たち。
地上に降りてからは、きっとピサに来たであろう旅行客が100%やる面白写真撮影をやりました。
写真は旅の思い出の1つになるので、ピサの斜塔を前にいろんなポーズで写真を撮りました(笑)
また、ピサの斜塔の他に「ドゥオーモ」「洗礼堂」が近くにありますが、時間の関係で中には入らず外観だけの鑑賞でした。
ドゥオーモは思いのほかデカすぎて、広角レンズじゃないと収まり切りませんでした(笑)
広場の端っこからなるべく引いて撮ろうと思っても、真正面から撮影するにはこれが限界で、収まらない感じになってしまいます。
Goproや一眼レフカメラの広角レンズを持っていくなら良いですが、手軽にいい写真を撮りたいなら、スマートフォンに装着できる広角レンズを持っていくと便利かもしれません。
奇跡の広場をぐるっと一周しながら鑑賞し、30分くらいで堪能しました。
私達が訪れた2月は冬でしたが、この日は比較的天気がよく観光日和でした。
ピサの観光を計画をされる際には、気温と天気も考慮しておくといいでしょう。
11:40 ランチ
ピサの観光を日帰りで考えるなら、事前にランチするところも目星をつけておくと良いですね。
というのも私たち、ピサの観光について電車での行き方やチケットの購入については十分調べたのですがランチの場所には全く目星をつけていませんでした。
本来時間のない中での日帰り観光を組んでいるので、昼食の場所探しを現地でするのはちょっとリスキーなはずだったのですが、頭が回っていませんでした。
その結果…
ピサまで行ってファストフードを食べることになりました(笑)
ピサの広場のすぐ近くにお土産広場が広がっているところがあるのですが、その近くにマクドナルドがありました。
まぁ、なんというか、ピサまで行ってファストフード食べなくても…と思うので、これから計画される場合は、広場周辺のグルメを5分でも調べておくことをオススメします。
・ピサのすぐ近くのお店
・プレート料理やサンドイッチが食べられる
・パスタやデザートも食べられる高評価のお店
公式サイト:https://www.facebook.com/ristoropecorino/
13:00 ピサ中央駅から電車でフィレンツェへ戻る
お昼を食べ終えて、13:00前には奇跡の広場を後にしてピサ中央駅に戻りました。
フィレンツェへ戻る電車も出発前に目星をつけておき、時間に合わせてチケットを購入しました。
帰りのチケットも行きの時と同様、自動販売機で購入しました。チケットの購入方法は、別途記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。
ちょっとした電車トラブルに巻き込まれた話
ピサ中央駅から予定していた電車に乗り込んだところ、「ピンポーン」とアナウンスが流れてイタリア語と英語のアナウンスが流れました。
どうやら、最初に乗り込んだ列車の発車が遅れるみたいで、先に出発するのは別ホームの電車です(という雰囲気)のアナウンスっぽい。
みんなについていって急いで別のホームに移動して列車を待ちました。
最初に乗っていた電車は定刻になっても出発しないようだったので、やっぱりトラブルが起こっていた様子。
その後、別に移ったホームに無事電車が到着し、フィレンツェへ向かうことができました。
乗り込んだ電車の電光掲示板を確認すると、「FIRENZE S.M.N.(フィレンツェのS.M.N駅)」行きの電車であることが分かったので、一安心でした。
出発時間が30分くらい遅れていましたが、余裕を持ったスケジュールで行動していたので、後続の移動には問題ありませんでした。
電車移動するなら遅延トラブルがあっても大丈夫なように時間に余裕があるスケジュールを組もう
14:20 フィレンツェ(S.M.N駅)に到着
トラブルに巻き込まれながらも無事フィレンツェへ戻ってくることができました。
新婚旅行5日目の私達は、この後フィレンツェからベネチアへ高速鉄道を利用して、さらに移動することになります。
いかがでしたでしょうか。
少し長くなりましたが、私達がフィレンツェからピサの斜塔を日帰りで観光した際のスケジュール感を追走してみました。
〇ピサの斜塔の基本情報
・開館時間と状況を公式サイトで確認する方法
・フィレンツェからピサの斜塔までは片道約70分
〇事前に調べたこと
・ピサへの電車の予約は不要!現地で購入でOK
・ピサの斜塔に登るならは事前予約がオススメ
・フィレンツェからの日帰り観光の所要時間は5時間あれば可能
・ピサの斜塔の階段の数は273段
〇出発前に済ませたこと
・ピサの斜塔の事前予約購入は代理店だと2か月前でもできた
・ピサの斜塔のチケットは印刷しておく
・電車の時刻表の印刷をしておくとトラブル時に役立つ
(経験談)電車トラブルに巻き込まれた話
〇当日の観光レポート
・電車のチケットの購入は英語力がなくても自動販売機で十分買える
・ピサの斜塔のチケットは引換券なのかそのまま使えるチケットなのか要確認
・ピサの斜塔に持ち込めるバッグのサイズは厳しくされるから要注意!
・時間のない日帰り観光ならランチの場所も押さえておくと◎
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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