こんにちは、洗濯係のキコリ(@shibayakikori)です。
真冬(2月)のベネチアに新婚旅行で行ってきました!その際に乗ったゴンドラの乗り方や注意点を書きました。
真冬のベネチア、とっても寒かったですが、ベネツィアンゴンドラは冬でも雰囲気満点で良かったですよ!
タップできる目次
出発前に調べたことと理解度
私たちは、ツアーではなく個人手配で新婚旅行を計画していました。新婚旅行にいく前には旅行雑誌やインターネットで、
とか、調べていました。
参考になったサイトはこちらです。
色々サイトを見て回りましたが、旅行前に押さえて行ったのはこれくらいです。
・ゴンドラ乗り場は複数ある
・ゴンドラには公式料金がある
・ぼったくられないように価格交渉するぞ(決意)
正直口コミなどを見ているとかなりの割合で「ゴンドラ ぼったくられた」というような悪評が悪目立ちしていたため、印象が強かったです。
有名観光地だけあり、やはり気をつけておかなければと、強く意識して現地に向かいました。
トラブルも多いと聞いたので、困った時のために指差し会話帳(イタリア語)を持っていきました。よく使うイタリア語のフレーズなども勉強出来ますし、困った時には現地の人とこれでコミュニケーションが取れます。
冬(2月)のベネチアの気候と服装
冬(2月)のベネチアでゴンドラに乗るなら防寒対策は欠かせません。
私たちが訪れたのはカーニバル真っ最中の2月初旬です。雪こそ降ってないですが、風があると体感温度的にはかなり冷え込みます。
日本の関東であれば、2月~3月の冷え込む時期の服装(ヒートテックやニット等)+手袋やホッカイロなど、プラスアルファの防寒対策までしておくと寒さを気にせず観光できて良いかと思います。
ベネチアのゴンドラに乗ってみた
繰り返しになりますが、私たちは特にゴンドラの相乗りツアーなどは申込んでおらず、個人手配で乗りました。
ゴンドラクルーズの所要時間と流れはこんな感じです。私達の場合はそれほど混んでなかったので、待ち時間もなくスムーズに乗り込みました。ゴンドラクルーズ全体で1時間程度の所要時間でした。
- 10:20ゴンドラ乗り場ホテルからすぐのゴンドラ乗り場に徒歩で10分くらい
- 10:30ゴンドラ乗り場ゴンドリエーレさんに声をかけて乗船
- 10:50細い水路ベネチアの街並みを縫いながら静かに船が進んでいきます
- 11:00グラン·カナル船からだと海と間違う程の大運河に出ました
- 11:10ゴンドラ乗り場ぐるっと一周回って帰ってきました。40分程のクルーズでした。
実際のゴンドラクルーズのコースはこんな感じです。
ゴンドラクルーズの詳細は次項から書きました。
[10:20]ゴンドラ乗り場にやってきた
私たちが宿泊していたホテルは『ホテルモナコ&グランカナル(Hotel Monaco & Grand Canal )』というホテルでした。
ここから徒歩で10分ほど歩いたゴンドラ乗り場「SERVIZIO GONDOLE S.MOISE」から乗りました。観光雑誌には「ホテル・バウワー前のゴンドラ乗り場」と書いてあります。
橋の近くにこんな感じで「Gondra Service 」と書かれた看板が立っていますし、事務所のような小屋もありますので目印にしてみてください。
[10:30]ゴンドリエーレさんとのドキドキ価格交渉&乗船
事前のリサーチでは、「イタリアのゴンドリエーレさんは商売上手で、公式料金に上乗せした金額を提示してきたりするよ」など注意が必要と沢山の口コミを見ていました。
私たちも「いざ、価格交渉!」と意気込んでゴンドリエーレさんに声をかけました。
拍子抜けしましたが、これはこれで良いことですよね。笑
お金を先に支払い、二人で乗船しました。
ゴンドラは通常6人まで乗れるものらしいですが、2人で乗っても思いの外揺れます。
また、物を落とさないように身の回りのものはなるべくカバンに入れときましょう!
[10:50]ベネチアらしい水路を進む
乗船後はゴンドリエーレさんが器用にオールで進んでいきます。
レンガの建物の間の細い水路を静かに、それはそれは静かに進んでいきます。オールを漕ぐ水の音と、私の一眼レフのシャッター音がやけに響くほど静かな世界でした。
時には橋をくぐり抜け、時には向かいからくるゴンドラを避けながら細長い水路を進んでいきました。
ベネチアのゴンドラ。
冬のベネチアはオフシーズン。とっても寒かったけれど静かに水路を進む感じが別の世界を生きているようで心地よかったなーと、思い出して新婚旅行気分に浸っています。(今もなお)#Venezia #Gondola #Venice #GoPro #goproのある生活 #新婚旅行 #Italy pic.twitter.com/AvFFg3ML0x— シバヤ@ブロガーでデザイナーのパパリーマン (@shibayakikori) January 28, 2019
この時は旅行雑誌でみていた風景の”ベネチアの世界”が自分の目の前に広がっていて、なんだかとても不思議な気持ちになりました。
そして「あ~、新婚旅行のハイライト来てるな~」なんて少し物思いにふけったのも覚えています。笑っ
新婚旅行、イタリアに来れてよかったなとゴンドラに乗ってみて本当に思いました。
歌ってくれたゴンドリエーレさん
水路を進んでいくと、途中からゴンドリエーレさんが美声を震わせて歌い始めました。
後で知った話ですが、本当はこの歌声や演奏などは別料金である場合も多いそうです。
今回はたまたまゴンドリエーレさんが(ハネムーンと知ってか知らずか)サービスしてくれたようです。
ラッキーでした♪
まだ、水路を通ってる時にはところどころ街の様子なんかも英語で解説してくれました。
私たち夫婦も英語はほとんどできませんが、ゴンドリエーレさんがジェスチャーも交えて伝えてくれたのでなんとか分かりました!
[11:00]海と見間違える大運河「グラン・カナル」へ
細い水路をしばらく進んでいくと、ひときわ大きい水路に出ます。
これがベネチアの大運河「グラン・カナル」だそうです。
船から対岸を見ると結構な距離を感じました。まるで海に出てしまったかのような感覚です。
当日は晴天にも恵まれ、青々しい空と運河に出会うことができてとても良かったです!
グラン・カナルでは、ベネチアで主要な交通手段ともなっている水上バス「ヴァポレット」も運行しているため、波が結構あります。
私たちが乗船した乗り場からのコースだと、グラン・カナルに出たところが終盤になり、あとは元の乗り場に帰る流れになります。
グラン・カナル運河は想像以上に大きく風景写真を撮ったときにはGoproの広角レンズが存分に威力を発揮しました。
今はスマホのレンズとかにつけられる簡易な広角レンズとかもあるのでこちらがあると景色全体が写りますよ!
[11:10]大満足のゴンドラクルーズもあっという間に終点
グラン・カナルを通過すると、出発地点まで向かいます。大運河から細い水路に入っていくときは少し寂しさもありました。40分あるゴンドラクルーズもあっという間に終点です。
賛否両論色々口コミで書かれたりしているゴンドラですが、最後までとても優しいゴンドリエーレさんでした。
冬のゴンドラクルーズの総括
ここからは冬のベネチアのゴンドラクルーズを振り返り、簡単に感想と総括を書きました。
冬のゴンドラのメリット
夏の気候のよい時期に来たことはないですが、2月はオフシーズンとのことで空いていたような感じです。
トップシーズンだとあらかじめ予約しておかないと乗れないくらいゴンドラが混んでいるといったことも口コミにありました。
特に午前中の早い時間帯は狙い目かもしれません。私たちも朝10時頃ゴンドラ乗り場へ行きましたが、全く並ぶことなくゴンドラに乗れました。
冬のベネチアは人がそんなに多くなくて、飲食店などもそんなに待ちませんでした。オフシーズンの旅行も海外初心者の私たちにとっては都合が良かったです。
冬のゴンドラのデメリット
日本もそうですが、ベネチアの2月も結構冷え込みます。水の都のため、港からの風も冷たいです。
ゴンドラクルーズも水の上なので、快適に体験できるかは天候に左右されます。ただ、今回は個人手配だったので、天候やタイミングを見ながら乗船することができました。
私たちは幸い風も穏やかで晴天だった午前中に乗ったので2月の割には快適に乗れたと思います。
いかがでしたでしょうか。冬のベネチアでゴンドラに乗ってみたということで、私たちが経験したことを振り返ってみました。
当時は初のヨーロッパ、そして新婚旅行ということで期待と不安でいっぱいでした。海外素人夫婦でもなんとかゴンドラに乗れますので、本記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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